プルトニウム保有量46.1トン 3年ぶり増加 国際社会は懸念

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 内閣府は9日、日本が2020年末時点で国内外に保有するプルトニウムの総量が約46・1トンだったと国の原子力委員会に報告した。前年より約0・6トン増えていた。原子力委は18年7月に改定したプルトニウムの利用指針で、保有量を減少させると明記。最近は減少傾向だったが、3年ぶりに増加に転じた。

 プルトニウムは、原発の使用済み核燃料から再利用するために取り出される。しかし、国際社会からは核兵器への転用が可能として、日本の大量保有が懸念されている。

 報告によると、今回増加したのは、英国で核燃料から取り出されて保管していた分のうち、手続きの遅れから在庫に計上されていなかった約0・6トンが新たに加わったため。英国とフランスでの取り出しは既に完了しており、今回の計上で未計上はなくなった。英仏での保管分がこれ以上増えることはないという。

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