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熱海土石流

静岡県熱海市伊豆山地区で2021年7月3日、大規模な土石流が発生しました。26人が犠牲、1人が行方不明に。

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土石流はいきなり迫ってきた 退避した消防隊員「全滅するかと」

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土石流からギリギリで退避したときの様子を話す熱海市消防署の杉野巧・当直司令(右)と上田洋・警防主幹=静岡県熱海市役所で2021年7月10日午後3時11分、梁川淑広撮影
土石流からギリギリで退避したときの様子を話す熱海市消防署の杉野巧・当直司令(右)と上田洋・警防主幹=静岡県熱海市役所で2021年7月10日午後3時11分、梁川淑広撮影

 建物をのみ込みながらすさまじい勢いで押し寄せる土石流。間近で駆け出してギリギリで退避した2人の消防隊員――静岡県熱海市伊豆山(いずさん)で3日に発生した土石流で何度も閲覧されているツイッターに投稿された動画に映る2人の消防隊員が10日、当時の状況や心境を語った。

 2人は熱海市消防本部消防署の杉野巧・当直司令(48)と上田洋・警防主幹(41)。動画で、ビルから飛び出して土石流が達する寸前に走って離れたのが杉野司令、バックして退避する消防車の横を水に追われて走るのが上田主幹だ。

 2人によると、3日午前10時28分ごろ、伊豆山の山の手の住民から「向かいの家が地滑りで跡形もなく流された。土砂で埋まっている」と119番通報があった。消防車(ポンプ車)1台、救助工作車1台、救急車2台の計4台で13人が現場に向かったが、市道伊豆山神社線が流れてきた土砂に埋まっていて進めなくなった。

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