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街ダネ記者の半世紀

秋田県の北部。それぞれの土地柄が持つ新鮮さや、自然、歴史、そこに息づく人々の暮らしに触れてきた記者生活を振り返ります。

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県北取材メモから/12 伊勢堂岱遺跡の保護・保全 ボランティア、地道に活動 /秋田

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縄文まつりで歌を披露する市民ら=2019年9月14日(秋田県北秋田市教委提供)
縄文まつりで歌を披露する市民ら=2019年9月14日(秋田県北秋田市教委提供)

 「もう20年以上の取り組み。本当に頭が下がります」

 北秋田市の史跡「伊勢堂岱(たい)遺跡」の保護や保全活動の歩みは、地元ボランティアの地道な活動を抜きには語れない。市教委生涯学習課文化係副主幹の榎本剛治さん(44)は、長い道のりをしみじみと振り返った。

 その中心は、市民団体「伊勢堂岱ワーキンググループ」(佐藤善壽代表)だ。1997年、遺跡の現地保存の方針を受け、実際の活動に乗り出したのがきっかけだった。遺跡や縄文館のガイド、縄文まつり、湯車川へのサケの放流などを通じて情報発信を続けてきた。

 榎本さんによると、「全国にある遺跡の保護・保全活動のモデル」とも言われ、2018年度に県特別表彰を受賞。活動は20年を超える。

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