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健常者との区別あいまい 「障害者が五輪に出たっていい」 リオ・パラ自転車タンデム銀の田中

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リオデジャネイロ・パラリンピック女子タンデム個人ロードタイムトライアル(視覚障害)で銀メダルを獲得し、表彰台で笑顔の鹿沼由(左)。その隣はパイロットの田中=共同
リオデジャネイロ・パラリンピック女子タンデム個人ロードタイムトライアル(視覚障害)で銀メダルを獲得し、表彰台で笑顔の鹿沼由(左)。その隣はパイロットの田中=共同

 あるメダリストの話を聞いて、ハッとした。その選手は、健常者でありながら2016年リオデジャネイロ・パラリンピックに出場し、銀メダルを首から下げた。東京大会を前に、5年前の思いを聞いた時だ。

 「オリンピックとパラリンピックって、合わせて一つで成り立つような気がするんです」

 パラリンピックには、「サポート役」として障害のない選手が出場することもある。陸上やトライアスロンの視覚障害クラスでのガイド(伴走者)やボッチャのアシスタント、5人制サッカーのゴールキーパーなどがそうだ。彼らは、表彰台に上がる成績を収めれば障害のある選手と同じようにメダルが授与される。

 田中まい(31)=日本競輪選手会=は実際にメダルを授与された一人だ。16年リオ大会で、自転車女子タンデム個人ロードタイムトライアル(視覚障害)で鹿沼(かぬま)由理恵(40)の「パイロット」を務めた。大会後、田中はメダリストとしてもてはやされたが、違和感を抱いていた。「『私は鹿沼さんのためにここにいる』っていう気持ちが強くて、メダルを取ったというより『鹿沼さんの夢をかなえられてよかった』っていう気…

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