特集

広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

特集一覧

「黒い雨」体験者、被爆者と認められるか 14日広島で控訴審判決

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
広島高裁、広島地裁、広島簡裁が入る庁舎=手呂内朱梨撮影
広島高裁、広島地裁、広島簡裁が入る庁舎=手呂内朱梨撮影

 「黒い雨」の体験者は被爆者か、否か――。広島への原爆投下後に降った黒い雨で放射線に被ばくしたとして、広島県内の男女84人が被爆者健康手帳の交付を求めた訴訟の控訴審判決が14日、広島高裁で言い渡される。1審・広島地裁判決は、被ばくによる健康被害の可能性を認めて全員を被爆者と認定。国側は「科学的根拠がない」と反論しており、高裁の判断が注目される。

 黒い雨は1945年8月6日の原爆投下後に降り、核爆発に伴う放射性物質や火災のすすを含むとされる。ただ、降雨の範囲や健康への影響は未解明な部分が多い。

この記事は有料記事です。

残り936文字(全文1184文字)

【広島・長崎原爆】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集