防衛白書、台湾情勢を初明記 中国との対立「顕在化の可能性」

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
2021年版の防衛白書=防衛省提供
2021年版の防衛白書=防衛省提供

 政府は13日の閣議で2021年版「防衛白書」を了承した。台湾情勢について、台湾周辺で軍事活動を活発化させる中国に対する強い警戒感を示し「台湾をめぐる情勢の安定は、わが国の安全保障にとってはもとより、国際社会の安定にとっても重要」と初めて明記した。台湾への軍事面での支援を鮮明にする米国と、台湾を「核心的利益」と位置づける中国の対立が「一層顕在化する可能性がある」と危機感を示した。

 岸信夫防衛相は記者会見で、台湾情勢について、4月の日米首脳会談の共同声明や6月の主要7カ国首脳会議(G7サミット)の首脳宣言で「台湾海峡の平和と安定の重要性」が盛り込まれたことを挙げ、「(中国は)台湾周辺での軍事活動をさらに活発化する動きがある。一層緊張感を持って注視をしていきたい」と述べた。

この記事は有料記事です。

残り580文字(全文919文字)

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集