九州の高校で続く「朝課外」は半強制? 声をあげた生徒会

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生徒会が「朝課外」を巡る生徒アンケートを学校に求めている宮崎県立延岡高校=同県延岡市古城町で2021年5月27日午前11時29分、一宮俊介撮影
生徒会が「朝課外」を巡る生徒アンケートを学校に求めている宮崎県立延岡高校=同県延岡市古城町で2021年5月27日午前11時29分、一宮俊介撮影

 九州の高校で長年当たり前のように実施されてきた「朝課外(あさかがい)」。1時限目が始まる前の課外授業のことだが、福岡県では「事実上の強制になっている」と県議会で取り上げられるなど、各地で自由参加にしたり、廃止したりする動きが出ている。そんな中、受講率が高いとされる宮崎県では、生徒側から見直しを求める声が上がっている。生徒の声を聞いてみた。【一宮俊介】

 朝課外は教育課程に含まれない非正規の授業で、九州で独自に定着してきたとされる。平日の午前7時半ごろから45分間程度。通常の始業時刻の前にあるため「ゼロ時限」や「朝補習」とも呼ばれ、正規の授業ではないため教えるべき内容を先に進めてはいけないとされている。人件費はPTA会費から賄われることが多く、塾や予備校が少ない地方で家計に負担をかけない学力向上策として数十年前に始まったとされる。

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