「出場して良かった」 由規、2011年に地元・仙台で球宴
毎日新聞
2021/7/15 12:00(最終更新 7/16 16:01)
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東日本大震災が起きた2011年。プロ野球のオールスターゲーム第3戦は7月24日、仙台市で行われた。当初、仙台では予定されていなかったが、復興を願って会場が変更された。そして、ファン投票で選出された仙台出身のヤクルト・由規投手(31)=本名・佐藤由規、現BCリーグ埼玉=が全セの先発を務めた。
同年6月に左脇腹を痛めて離脱していた由規はこれが復帰戦だった。一回1死一塁。日本ハムの稲葉篤紀(現野球日本代表監督)に151キロの直球を右翼席に運ばれた。「スピードは出ていたが簡単にはじき返された。レベルの差を痛感した」
先制パンチを浴びたが、二回は同学年の中田翔(日本ハム)を全て150キロ超の直球でねじ伏せ、投ゴロ併殺打に打ち取った。「打ち取るか、打たれるかの勝…
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