ヒグマ被害、死傷者9人 21年、過去最多の見通し 緩衝地帯消滅「近くに生息」 /北海道

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駆除したヒグマにブルーシートをかけて運び出す猟友会のメンバーら=札幌市東区で2021年6月18日午前11時25分、貝塚太一撮影
駆除したヒグマにブルーシートをかけて運び出す猟友会のメンバーら=札幌市東区で2021年6月18日午前11時25分、貝塚太一撮影

 道内で今年、ヒグマによる死傷者が確認中も含め9人に上り、被害者数は記録が残る1962年以降過去最多となる見通しだ。専門家はかつてヒグマの生息地域と人里を隔てていた緩衝地帯が消滅し「すぐ近くにいる」と警鐘を鳴らす。【真貝恒平】

 「今年は市街地付近の同じ場所に続けてクマの目撃情報があるなど、出没が多いと感じる」。ヒグマに襲われたとみられる性別不明の遺体が山中で見つかった滝上町の職員は、こう語った。

 12日午後2時ごろ、同町滝ノ上原野の林道脇の草むらで、頭部から大量の血を流して倒れている遺体を車で通りかかった森林管理署の職員が見つけ、紋別署に通報した。

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