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担当記者は見た! 競泳・瀬戸大也(27) 暗転、恩返しは「金」で 延期、謹慎…周囲に励まされ

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2月のジャパンオープン男子400メートル個人メドレーを制し、レース後のインタビューで一連の行動について謝罪する瀬戸=梅村直承撮影
2月のジャパンオープン男子400メートル個人メドレーを制し、レース後のインタビューで一連の行動について謝罪する瀬戸=梅村直承撮影

 <ともに生きる。ともに輝く。>

 「後ろ向きなことを言ってはいけない」。競泳男子の瀬戸大也(27)=TEAM DAIYA=は、そんな「家訓」の下で育った。低調なタイムの時でさえ、取材エリアに現れると「タイムは全然ダメッす。でも、次につながる収穫の多いレースでした」とさらり。表情も晴れやかになる。

 そんな明るさが持ち味だが、東京オリンピックの1年延期は相当こたえた。

 「喪失感で抜け殻になりました。気持ちを切り替えて『来年頑張ります』なんて言えなかった」。2020年4月10日、珍しくSNS(ネット交流サービス)で弱音を吐いた。それでも「絶対に金メダルをとってやると強い気持ちを少しずつ作っていき、また再スタートします」と最後はつづってみせた。

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