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日米地位協定

在日米軍に対する特別待遇を定め、さまざまな問題を生む元凶ともされる日米地位協定。見直しを求める声が広がっています。

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横須賀基地の日本人警備員 紙1枚、12時間勤務に 国内法適用「一方的変更は労働法違反」

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日本人警備員の労働時間変更を通知した米海軍横須賀基地=神奈川県横須賀市で2020年9月23日午後4時27分、高田奈実撮影
日本人警備員の労働時間変更を通知した米海軍横須賀基地=神奈川県横須賀市で2020年9月23日午後4時27分、高田奈実撮影

 神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地内で働く日本人警備員に対し、米軍側が8月以降の労働形態を従来の8時間から12時間交代に変えると通知したことが関係者への取材で判明した。米軍側はこの内容を書面で伝えただけで、説明会すら開いていない。日米地位協定は基地内で働く日本人労働者には原則として日本の法令を適用すると定めており、専門家は「一方的な労働条件の変更は労働法違反だ」と指摘している。【高田奈実】

 関係者によると、通知は1枚の紙切れだった。「勤務スケジュール並びに責務の変更に関する通知」と書かれた6月1日付の文書が職場に配布された。8月1日から「警備隊員を12時間交代の4シフト制に統一」すると記されており、理由を「米海軍憲兵との人員配置と訓練の連携」「部隊の結束力を高める」などと説明していた。

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【日米地位協定】

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