高速フェリーあかね、30億円でスペインの海運会社へ 経営改善策

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直江津港に停泊中の「あかね」=新潟県上越市で2021年7月13日、石塚誠撮影
直江津港に停泊中の「あかね」=新潟県上越市で2021年7月13日、石塚誠撮影

 佐渡汽船(新潟県佐渡市)は、小木―直江津航路で運行していた高速カーフェリー「あかね」をスペインの海運会社に30億5000万円で譲渡すると発表した。利用者減などを受け、経営改善策の一環として6月の取締役会で決議した。同社によると、あかねは直江津港に停泊しており、14日に引き渡される予定。今後も旅客用として運行するとみられる。

 佐渡汽船は、北陸新幹線開業による関西・北陸からの観光客増を見込み、佐渡市と新潟県上越市などから資金援助を受けて2015年4月にあかねを導入。豪州製の双胴型フェリーで、佐渡市の小木港と上越市の直江津港を、導入以前より所要時間が約1時間短い1時間40分で結び、導入初年度は目標に近い約18万人が利用した。

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