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第165回直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が14日、東京都内で開かれ、佐藤究(きわむ)さん(43)の「テスカトリポカ」と、澤田瞳子(とうこ)さんの「星落ちて、なお」が選ばれた。
佐藤さんは福岡大学付属大濠高卒業後、2004年にデビューした。16年に「QJKJQ」が江戸川乱歩賞に選ばれ、18年には「Ank:a mirroring ape」が大藪春彦賞と吉川英治文学新人賞をダブル受賞した。
今年の山本周五郎賞との2冠を果たした受賞作は、国際的に暗躍する犯罪者たちを描いた約550ページの大作。メキシコの麻薬戦争や日本でビジネス化する臓器売買などにアステカ王国の信仰や儀式が絡んでいく。
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