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卓球・伊藤美誠「道を照らしてくれた」 最高のサポーターとともに

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笑顔を見せる伊藤美誠(右)と母美乃りさん。新型コロナウイルスの自粛期間、明るい親子の会話が消えたこともあったという=大阪市北区で2015年7月22日、久保玲撮影
笑顔を見せる伊藤美誠(右)と母美乃りさん。新型コロナウイルスの自粛期間、明るい親子の会話が消えたこともあったという=大阪市北区で2015年7月22日、久保玲撮影

 異例の1年延期となった東京オリンピックの開幕が迫ってきました。コロナ下で葛藤を抱えながらも前へと歩んできた選手の陰には、親身になって支える人たちがいました。本紙の選手コラム「アスリート交差点」の筆者4人の感謝の思い、そして「最高のサポーター」からのエールを伝えます。第1回は卓球女子日本代表の伊藤美誠選手です。(15日は陸上・山県亮太選手)

 小さな頃から子どもも親も変わっていると言われました。それでも母は何よりも私の個性を尊重し、私の道を照らしてくれました。

 両親の影響で、3歳になる前から卓球を始めました。相手がいなければできない競技なので、母がいつも夜遅くまで練習に付き合ってくれました。

 私はよく覚えていませんが、周りの人たちから「この子はやる気があるのか」「不真面目」とよく言われたそうです。卓球は好きでゲーム形式の練習ならば楽しんでやりましたが、言われるままに練習するのは好きではありませんでした。大人の言うことを何でも聞く子どもではなく、おかしいことはおかしいと言える、そういう子どもでした。

「母のおかげで私らしくいられた」

 親ならばみんなと違うことをしないようにと気にするものですが、母は謝りながらも、そういう部分は直さなくていいと思っていたようです。私から見ても筋の通った女性です。母のおかげで私らしくいられました。

 東京オリンピックの代表争いが本格化した2018年ごろから、母がツアーに同行する機会が増えました。試合中に気づいたことや思ったことをメモ代わりに無料通信アプリ「LINE(ライン)」で送ってきました。…

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