特集

東京オリンピック

東京オリンピックに関する特集ページです。

特集一覧

陸上・山県亮太「今までにない刺激」 日本新支えた“エンジニア”

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
日本選手権で東京オリンピック代表を決め、会場で記念撮影をする山県亮太(左)と市川繁之さん=大阪市のヤンマースタジアム長居で2021年6月(セイコー提供)
日本選手権で東京オリンピック代表を決め、会場で記念撮影をする山県亮太(左)と市川繁之さん=大阪市のヤンマースタジアム長居で2021年6月(セイコー提供)

 異例の1年延期となった東京オリンピックの開幕が迫ってきました。コロナ下で葛藤を抱えながらも前へと歩んできた選手の陰には、親身になって支える人たちがいました。本紙の選手コラム「アスリート交差点」の筆者4人の感謝の思い、そして「最高のサポーター」からのエールを伝えます。2回目は陸上男子100㍍代表の山県亮太選手です。(16日はバドミントン・奥原希望選手)

 故障などに苦しんだ2年間を振り返った時、最もお世話になったのは理学療法士の市川繁之さんです。2019年7月から新たに始めたトレーニングで、指導を受けています。

 この年の春に背中を痛めたのですが、当初はMRI(磁気共鳴画像化装置)で検査しても原因が分かりませんでした。お世話になっているしんきゅう師の白石宏先生らに「市川さんの『PNF』をやってみては」と紹介され、「何かを変えなければ」と始めました。

松井秀喜さん、野茂英雄さん指導

 「PNF」とは、皮膚や関節、けんなどに存在する感覚受容器を刺激し、神経や筋肉の働きを高めるトレーニングです。市川さんはPNFの第一人者で、元プロ野球選手の松井秀喜さんや野茂英雄さんらも指導を受けていたと聞いています。

 指導は細かく丁寧です。手でさまざまな部位を押してもらいながら体を動かし、普段はスイッチの入っていない筋肉と神経を動くようにしていきます。例えば…

この記事は有料記事です。

残り1021文字(全文1594文字)

【東京オリンピック】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集