東日本大震災

浜通り発「食」で挑む 浪江移住の元外務官僚 「ヒット商品、ヒーロー生産者を」 /福島

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東の食の会などが開いたマーケティング講座で生産者ら約40人に語りかける高橋大就さん。明るく前向きな雰囲気で参加者らと意見を交わしていた=福島県浪江町幾世橋の「道の駅なみえ」で2021年7月6日、尾崎修二撮影
東の食の会などが開いたマーケティング講座で生産者ら約40人に語りかける高橋大就さん。明るく前向きな雰囲気で参加者らと意見を交わしていた=福島県浪江町幾世橋の「道の駅なみえ」で2021年7月6日、尾崎修二撮影

ヒラメ、エゴマで新商品、かんきつ類を実験栽培

 東日本大震災の被災地で、食を通じた復興に取り組む一般社団法人「東の食の会」(東京)の専務理事、高橋大就(だいじゅ)さん(46)が浪江町に移り住み、浜通り地域の食のブランド化に向けて精力的に活動している。農家や漁師、酒蔵や加工業者、飲食店関係者らとネットワークを作り新商品開発や販路開拓などを手がけており、「浜通りからヒット商品や『ヒーロー生産者』を生み出したい」と意気込む。【尾崎修二、寺町六花】

 埼玉県出身の高橋さんは元外務官僚で、コンサルティング大手のマッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、2011年6月、震災を機に設立された東の食の会の事務局代表に就任した。三陸の水産業者らと食の復興を進め、岩手県の事業者と開発した「Cava(サヴァ)缶」(13年発売)は洋風の缶詰シリーズとして、一般的なサバ缶の3倍の高価格ながら人気を集め、累計製造数1000万缶のヒット商品になった。福島県内でも16…

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