熊谷の豪商農家・長島家と渋沢栄一 製糸を発展、「道徳」継承 長島記念館で講演、対談 /埼玉

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渋沢栄一と徳川慶喜が揮毫した額の前で対談をする田沼利将さん(左)と山下祐樹さん=熊谷市小八林の長島記念館で2021年6月26日、中山信撮影
渋沢栄一と徳川慶喜が揮毫した額の前で対談をする田沼利将さん(左)と山下祐樹さん=熊谷市小八林の長島記念館で2021年6月26日、中山信撮影

父・甚助―村長、熊谷製糸を創立 子・恭助―埼玉銀行の頭取・会長

 埼玉銀行(現埼玉りそな銀行)の頭取や会長を務めた長島恭助(1901~92年)の生家を利用して開設された長島記念館(熊谷市小八林)で、深谷市出身の実業家・渋沢栄一と長島家の関わりをたどる講演と対談が行われた。

 記念館は母屋や石蔵を保存、改修して94年に開館。長島が収集した絵画、刀剣など日本近代美術のコレクションや渋沢の書が公開されている。

 長島家は江戸時代中期以降、小八林村(現熊谷市)の名主を担った豪農商家。大里郡吉見村(現熊谷市)村長だった恭助の父、長島甚助(1864~1941年)は、渋沢と協力して事業を展開し、熊谷市に熊谷製糸を創立して製糸産業を発展させた。

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