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新型コロナ 政府、システムなぜ乱立 省庁ごと、バラバラ発注 「共有できない」「使いづらい」

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新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける男性=東京都千代田区の大手町合同庁舎で2021年6月、小出洋平撮影
新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける男性=東京都千代田区の大手町合同庁舎で2021年6月、小出洋平撮影

 なぜこれほど混乱が続くのか。新型コロナウイルス感染者との接触確認アプリの不具合、ワクチン接種予約システムのパンクなど、行政のコロナ関連システムの不具合の根底に何があるのか。官公庁のシステム構築に詳しい坂下哲也・日本情報経済社会推進協会常務理事に取材すると、政府のシステムの構造的な問題が見えてきた。

 「政府のシステムは各分野に1本あればいいのに、乱立している。これは大きな問題です」。坂下さんは取材にこう切り出した。

 坂下さんが一例として挙げたのが、政府内で二つ稼働しているコロナワクチン関連のシステムだ。厚生労働省が2021年2月に本格稼働を始めた「ワクチン接種円滑化システム(V―SYS、ブイシス)」は、医療機関へのワクチンの供給量や接種回数などを集計するためのもの。一方、内閣官房が中心となって21年4月に稼働した「ワクチン接種記録システム(VRS、ブイアールエス)」は、接種券に印刷された18桁の数字を専用端…

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