特集

広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

特集一覧

黒い雨訴訟「上告断念を」 原告らが広島市に申し入れ

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
広島市の担当者に申し入れ書を手渡す原告団長の高野正明さん(左)=広島市中区大手町4の大手町平和ビルで2021年7月15日午前10時8分、小山美砂撮影
広島市の担当者に申し入れ書を手渡す原告団長の高野正明さん(左)=広島市中区大手町4の大手町平和ビルで2021年7月15日午前10時8分、小山美砂撮影

 広島への原爆投下後に降った「黒い雨」を国の援護対象区域外で浴び、健康被害を受けたと訴えた84人全員を被爆者として認めた広島高裁判決から一夜明けた15日、原告らが広島市役所を訪れ、上告を断念するよう申し入れた。広島県と、訴訟に参加している国にも要請する方針。

 市の担当者に手渡した申し入れ書では「被爆地ヒロシマの首長として、上告することなく、原告ら全員に被爆者健康手帳…

この記事は有料記事です。

残り277文字(全文461文字)

【広島・長崎原爆】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集