紀南満喫 315キロ、12時間の夢 JR西「銀河」の乗り心地は

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 JR西日本の長距離観光列車「ウエストエクスプレス銀河」が16日、第3弾のルートとなる「紀南コース」(京都―和歌山・新宮駅間)の運行を始める。乗車時間は実に12時間22分。この長旅をどう「乗り切る」のか。試験運行に参加した記者が、315・5キロの鉄道の旅をリポートする。

フリースペースや女性専用車も

 7月3日午後9時15分、JR京都駅(京都市)。紫がかった青の「瑠璃紺」色で車体を塗られた銀河は、定刻通りホームを出発した。列車は6両編成。1号車と6号車がグリーン車で、2号車が女性専用車、3号車と5号車が普通車。4号車はフリースペース車で、ボックス席のほか、将棋やチェスといったボードゲームも用意しており、思い思いに過ごすことができる。

 記者の座席は、3号車の窓側である4D席。腰を下ろすとシートピッチ(前席との間隔)は十分にあるものの、座席は通常のリクライニングシートだった。銀河の座席で通常のシートタイプなのは普通車と女性専用車の一部だけ。残りはベンチシートやベッドを備えた個室(1~4人用)か、上下2段ベッド型の簡易寝台(クシェット)がある席で、体を横たえることができる。1号車の一部にもシートタイプの席があるが、航空機の最上級座…

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