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カヌー・羽根田卓也(33) 「俺は水」極意は同化 リオ銅で注目、それでも慢心なし

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2016年リオデジャネイロ五輪のカヌー・スラローム男子カナディアンシングルで、急流を果敢に攻める羽根田=三浦博之撮影
2016年リオデジャネイロ五輪のカヌー・スラローム男子カナディアンシングルで、急流を果敢に攻める羽根田=三浦博之撮影

 新型コロナウイルスの影響で東京オリンピックが1年延期になって以降、カヌー・スラロームの羽根田卓也(33)=ミキハウス=には、節目のたびに胸の内を聞いてきた。緊急事態宣言で練習環境が制限されても、大会開催への批判の声を耳にしたとしても。羽根田のぶれない気持ちには理由がある。

 「自分の競技人生において五輪以上に大切なものはない。1年延期になろうが、五輪がある限りはそこに向かって突き進む。人生で二度と無い母国開催だからこそ、途中で悩んでいる暇はない」

 最初の緊急事態宣言が解除され、自粛期間が明けた2020年7月。羽根田は東京都内の本番会場近くの公園にあるカヌー場にいた。一人、水の感覚を取り戻していた。「今、目の前でできることを淡々とやるだけ」。本番会場が使えないため、一般の人が1回100円でカヌーを体験できる「公園の池」が貴重な場所だった。

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