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聖火リレー幻のルート 福島・双葉 震災爪痕、見せたかった 廃屋や更地、「2時46分」の時計

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ファストフード店「ペンギン」を営むマネジャーの山本敦子さん(左)と、母の吉田岑子さん=福島県双葉町中野の町産業交流センターで2020年10月、柿沼秀行撮影
ファストフード店「ペンギン」を営むマネジャーの山本敦子さん(左)と、母の吉田岑子さん=福島県双葉町中野の町産業交流センターで2020年10月、柿沼秀行撮影

 東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県双葉町の東京オリンピック聖火リレーは、校庭のような広さしかないJR常磐線双葉駅前の広場を回る風変わりなものだった。町は被災の爪痕を感じられる道も走り、被災地に再び心を寄せてもらうきっかけにしたいと望んだが、大会組織委員会から同意を得られず「幻のルート」となった。町民たちはどんな思いでリレーを見つめたのか。

 埼玉県加須市で避難生活を送る吉田岑子(たかこ)さん(76)は3月25日に地元であった聖火リレーをテレビでみて違和感を覚えた。「すてきな駅舎が映ってたけど、町の状況を知らない人は『随分と復興したんだな』って勘違いする」

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