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聖火リレーが通った浪江小の校舎解体 「復興五輪」の開幕前に

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解体が進む福島県浪江町立浪江小学校。正門近くにある子どもの像は保存される予定で、壊れゆく校舎を静かに見つめていた=福島県浪江町権現堂で2021年7月14日午後2時23分、尾崎修二撮影
解体が進む福島県浪江町立浪江小学校。正門近くにある子どもの像は保存される予定で、壊れゆく校舎を静かに見つめていた=福島県浪江町権現堂で2021年7月14日午後2時23分、尾崎修二撮影

 東京オリンピックの開幕を前に、3月に聖火リレーが通った福島県浪江町立浪江小学校の校舎が解体された。同校は浪江町ルートの出発点だった。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で被災した後、児童が戻らないまま3月末に閉校となった学び舎(や)は「復興五輪」と名の付いた祭典を迎える前に姿を消した。

 浪江町は津波や地震で182人が犠牲になり、原発事故で全町避難を強いられた。2017年春に町東部の避難指示が解かれたが、児童数は激減。町内には小中併設校が一つ新設された一方、震災前にあった町立小中学校9校は今年すべて閉校した。

 浪江小は1873(明治6)年に開校し、中心街にあるため往時は児童数が1000人を超えた。震災当時も第1、第2原発がある双葉郡8町村で最多の558人が在籍していた。町は校舎の保存も検討したが、多額の費用がかかることなどを理由に断念し、環境省に解体を発注。正門の柱や像などは残すが、跡地の利用は未定だ。

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