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7年間、全盲スイマーの頭を「たたいて」つかんだ東京パラ切符

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釣りざおで自作した棒でタッピングをする風間みどりさん(右)=本人提供
釣りざおで自作した棒でタッピングをする風間みどりさん(右)=本人提供

 「7年間、誰よりも彼の頭をたたいてきました」。川崎市の風間みどりさん(59)はそう言って笑う。「彼」とは、全盲スイマーの富田宇宙(うちゅう)選手(32)=日体大大学院。たたくのは、釣りざおの先端に硬いスポンジを付けた自作の棒。風間さんは、選手にターンやゴールのタイミングを伝える「タッパー」だ。24日に開幕する東京パラリンピックで、パラリンピック初出場の富田選手の「目」として共に戦う。

 東京パラリンピックの最終代表選考の場となった5月のジャパンパラ大会(横浜市)。「絶対に内定を取る意気込み」で臨んだ富田選手は初日に400メートル自由形(視覚障害S11)予選で派遣標準記録を突破し、代表内定を決めた。このレースでも風間さんは富田選手の頭を4度たたいた。「ベストなタイミングでした」。富田選手は全幅の信頼を置く。

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