特集

第49回衆院選

岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

特集一覧

解散前の内閣改造、首相が慎重姿勢 「まずワクチン対策に全力」

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
菅義偉首相
菅義偉首相

総裁選立候補を明言

 菅義偉首相は17日の読売テレビの番組で、9月末の任期満了に伴う自民党総裁選について「出馬するのは、時期が来れば当然のことだろう」と述べ、再選に向けて立候補する意向を明言した。首相は衆院解散・総選挙で勝利した後に総裁選で再選されるシナリオを描いているが、解散時期に関し「(総裁)任期も限られている。衆院議員の任期も同じだ。そういう中で解散・総選挙は視野に入ってくる」と述べるにとどめた。

 総裁任期は9月30日、衆院議員任期は10月21日にそれぞれ満了を迎える。自民党内には衆院解散前の内閣改造を求める声があるが、首相は「最優先すべきは新型コロナウイルス対策だ。まずワクチン対策に今の内閣で全力を挙げる」と述べ、慎重な姿勢を示した。23日に開幕する東京オリンピックについては「たとえ無観客でも、感動を日本国民はもちろん、世界に届けることは大事だ」と主張した。

この記事は有料記事です。

残り216文字(全文603文字)

【第49回衆院選】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

ニュース特集