連載

彩人旬人

まちおこしや伝統継承、マイノリティー支援など、三重県で活躍する「あの人」にインタビュー。

連載一覧

彩人旬人

日本茶のイメージ払拭 鈴鹿・椿茶園 市川恭之さん(29) /三重

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
彩人用、「椿茶園」の市川恭之さん(29)=鈴鹿市山本町の「椿茶園」で、田中功一撮影
彩人用、「椿茶園」の市川恭之さん(29)=鈴鹿市山本町の「椿茶園」で、田中功一撮影

 鈴鹿市の椿大神社参道で営む日本茶カフェで、自社で生産した茶を提供する「椿茶園(つばきさえん)」。ペットボトル茶の普及などで家庭での茶離れが進む中、同社の市川恭之さん(29)=同市山本町=は、社長を務める父の後継者として、茶畑での作業のほか、ティーバッグとオリジナルマイボトル、ボトルケースの商品シリーズ「CHACHABY(チャチャビイ)」を開発・販売し、手軽に茶を楽しんでもらうための取り組みを展開している。「おしゃれな商品を広め、急須で入れるのは面倒くさいとか、入れ方を失敗するとおいしくないとかいう日本茶に対するネガティブなイメージを払拭(ふっしょく)したい」と、茶畑とカフェを忙しく往復する毎日だ。【田中功一】

 5ヘクタールの茶畑を持つ農家に生まれ育ち、子供の頃から日本茶が当たり前の日常だった。「家の冷蔵庫を開ければ、冷えた茶があった。ジュースなどは飲んだことがなかった」。だが、茶農家を継ぐという気持ちはなかった。農業大学に進学したものの、専攻は昆虫学だったという。

この記事は有料記事です。

残り852文字(全文1291文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集