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滝野隆浩の掃苔記

社会部・滝野隆浩専門編集委員のコラム。

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「臨床の砦」を出した夏川草介さん
「臨床の砦」を出した夏川草介さん

 <滝野隆浩の掃苔記(そうたいき)>

 作家の夏川草介さん(42)は長野県内の病院に勤める医師だ。そこが感染症指定医療機関だったため最新作「臨床の砦(とりで)」は新型コロナウイルス医療の最前線の現場を描くドキュメント小説となった。

 専門病院に搬送できない患者が次々と亡くなっていく。命が尽きようとする人に家族が会えない。そうしたケースを見てきたベストセラー「神様のカルテ」の作家がいま、「死」をどう受けとめているのか。前回、夏川さんはこう答えた。「人の命はその人個人のものではないという感覚が、私にはあるのです」

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