特集

東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

特集一覧

「震災遺構」大川小、一般公開始まる 遺族は展示内容の課題指摘

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
一般公開の日を迎え、遺族や石巻市関係者による献花などが行われた震災遺構・大川小=宮城県石巻市で2021年7月18日午前10時50分、和田大典撮影
一般公開の日を迎え、遺族や石巻市関係者による献花などが行われた震災遺構・大川小=宮城県石巻市で2021年7月18日午前10時50分、和田大典撮影

 東日本大震災で児童74人と教職員10人が死亡・行方不明となった宮城県石巻市立大川小学校(2018年に閉校)の被災校舎周辺が震災遺構の整備工事を終え、18日から一般公開された。新たな展示施設と合わせ、学校管理下で子どもらを守れなかった事実や学校防災の教訓を後世に伝える役割を担う。ただ展示内容は、事前に協議を重ねてきた遺族らから説明内容が不十分などと指摘され、斎藤正美市長は今後の見直しを表明した。

 午前の式典は、新型コロナウイルスの影響で参加者を限定し、児童遺族や市議や県議、副知事ら約60人が出席。新たに設置された献花台に花を手向け、犠牲者の冥福を祈った。

この記事は有料記事です。

残り970文字(全文1250文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

この記事の特集・連載

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月