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パラのホープたち

スポーツ少年がみた光明 テコンドー工藤俊介 強豪校で磨く技

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蹴り技で相手を攻める工藤俊介(右)=東京都品川区の日本財団パラアリーナで2020年1月26日、佐々木順一撮影
蹴り技で相手を攻める工藤俊介(右)=東京都品川区の日本財団パラアリーナで2020年1月26日、佐々木順一撮影

 ぶれない左脚を軸に、右脚をまるでボクシングのジャブのように使って相手との距離を取る。かと思えば、間合いが詰まった瞬間に強烈な左右の蹴りで追い込む。東京大会でパラリンピックに登場した打撃系格闘技の醍醐味(だいごみ)を体現するような戦いぶりで、世界の頂点を虎視眈々(たんたん)と見据える。

テコンドー・工藤俊介(27)=ダイテックス

 「左手がなくなるという意味がよく分からなかった」

 2016年11月、23歳の時に岐阜県の食品製造会社で大型機械に左腕を巻き込まれた事故のショックを、そう振り返る。

 中学生のころから剣道やバドミントン、ラクロス、テニスなどに親しみ、体を動かすことは好きだった。左腕を失ってからも「障害者スポーツも何かしらできればいいな」とぼんやり考えていたという。入院中にSNS(ネット交流サービス)を眺めていた時に、…

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