白鵬、封印していた左脚踏み込み「全てをかけた」 名古屋場所千秋楽

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照ノ富士(左)に張り手をする白鵬=名古屋市中区のドルフィンズアリーナで2021年7月18日、兵藤公治撮影
照ノ富士(左)に張り手をする白鵬=名古屋市中区のドルフィンズアリーナで2021年7月18日、兵藤公治撮影

 大相撲名古屋場所千秋楽は18日、ドルフィンズアリーナで行われ、横綱・白鵬が結びの一番で大関・照ノ富士との全勝対決を制し、歴代最多を更新する45回目の優勝を果たした。

 両雄の戦いは、いつから始まっていたのか。時間前、立行司・式守伊之助の声にも反応することなく、互いに仕切り線をはさんで正対したまま。ようやく腰を下ろしても互いに手をつこうとはしない。約1分間、一瞬たりとも視線をそらさぬにらみ合いが続く。軍配が返る前から、勝負の火蓋(ひぶた)は切られていた。

 立ち合い、白鵬は今場所初めて左脚で踏み込んだ。かつては得意としたが、軸となる右膝を痛めて以降、封印していた立ち合いだ。だが、勢いは全盛期にはほど遠い。右でかち上げたが照ノ富士を崩せず、前みつを引かれた。かろうじて間合いを取り、左右から激しい張り手の応酬で流れを握る。右四つに組み止めると、相手の巻き替えを機に回り込みながら最後は小手で強引に振り回し、力任せに投げ倒した。万雷の拍手の中で雄たけびを上…

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