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アフガン政権崩壊

イスラム主義組織タリバンが2021年8月15日、首都カブールを制圧し、勝利宣言。ガニ政権が崩壊しました。

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アフガンの駐パキスタン大使の娘、拉致される 関係さらに悪化へ

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アフガニスタンのガニ大統領=カブールで2021年3月6日、AP
アフガニスタンのガニ大統領=カブールで2021年3月6日、AP

 アフガニスタンの駐パキスタン大使の娘がパキスタンで拉致されたとして、アフガン政府がパキスタンへの不信感を強めている。アフガン政府は従来、パキスタンがアフガンの旧支配勢力タリバンを「支援している」と批判してきた。アフガン政府とタリバンの和平には両国の協調が求められるが、拉致事件によって関係はさらに冷え込みそうだ。

 事件の真相は明らかになっていないが、ロイター通信などによると、大使の娘(26)は16日、パキスタンの首都イスラマバードで帰宅途中に何者かに拉致されて暴行を受け、数時間後に解放された。手足には縛られた痕が残っていたという。事件を受けてアフガン外務省は18日、「安全上の脅威がなくなるまで大使と外交官を召還した」と発表した。

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【アフガン政権崩壊】

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