壁の落書き、アートで撃退 中学生が長さ120メートルの絵に挑戦

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落書きが絶えなかった壁に絵を描くウオールアートを計画する大阪府阪南市立貝掛中の生徒会役員と井上雄翔教諭(左から3人目)=阪南市貝掛で2021年6月21日午後1時15分、上野宏人撮影
落書きが絶えなかった壁に絵を描くウオールアートを計画する大阪府阪南市立貝掛中の生徒会役員と井上雄翔教諭(左から3人目)=阪南市貝掛で2021年6月21日午後1時15分、上野宏人撮影

 海を見下ろす坂道を上り詰めた高台に、大阪府阪南市立貝掛中がある。井上雄翔教諭(37)はその坂道に沿って約230メートル続く同校第2グラウンドの壁に暗い気持ちになった。スプレーで描かれた落書き。消しても消してもいたちごっこが続いてきたという。今年の卒業式前にも見つけショックを受けたが「ピンチをチャンスに」とひらめいたアイデアは、学校を越えた取り組みとなり、ウオールアートに結実しようとしている。【上野宏人】

 壁は長さ約230メートル、高さ5~6メートルほど。同校卒業生でもある中野美喜江校長(58)によると、落書きは約30年前から繰り返され、その度に先生たちがペンキで消してきた。不法投棄もあり、3月の卒業式直前に見つけた後には防犯カメラを2台設置したという。

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