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柔道・大野将平はなぜ自信たっぷりなのか コロナで実戦ゼロでも

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2019年世界選手権男子73キロ級決勝、オルジョイ(奥)に一本勝ちした大野将平=東京・日本武道館で2019年8月27日午後9時9分、梅村直承撮影
2019年世界選手権男子73キロ級決勝、オルジョイ(奥)に一本勝ちした大野将平=東京・日本武道館で2019年8月27日午後9時9分、梅村直承撮影

 「お家芸」と言われる柔道でも五輪連覇を達成するのは難しい。古賀稔彦さん(3月に死去)や井上康生(現・男子代表監督)ら名選手も、その壁にはね返されてきた。東京オリンピックでこの偉業に唯一挑戦する権利を持つのが、男子73キロ級代表の大野将平(29)=旭化成=だ。大野は五輪の表彰台の頂点を山登りに例え、あえて違うルートを選んで歩んできた。

「5割の力で勝たなくては…」

 「メディアの皆さんは本当に数字がお好きだ。私が実戦を1年何カ月離れているとか、よく調べてますけど、本人はあまり気にしてないのでご心配なく」

 大野は今年5月の大型連休中の取材で、新型コロナウイルスの感染拡大で東京五輪が1年延期されて以降、大会出場を経ずに五輪を迎えることに対して余裕たっぷりに答えた。周囲の不安などどこ吹く風。絶対的な強さを見せる大野の真骨頂が詰まった言葉だ。

 大会に出ない、その選択は2016年リオデジャネイロ五輪以降、独自路線を歩んできた大野の姿に重なる。東京五輪には、…

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