文化審答申 国の有形文化財に20件 松本の砂防堰堤や旧小沢家住宅など /長野

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旧小沢家住宅=長野県松本市教育委員会提供
旧小沢家住宅=長野県松本市教育委員会提供

 国の文化審議会の答申を受け、県内では明治時代に建設された、松本市内の砂防堰堤(えんてい)や、同市内の宿場町で、参勤交代の大名が宿泊する本陣としても使われ、大正時代に再建された住宅など20件が新たに国の登録有形文化財となることが決まった。県内の登録有形文化財は588件となる。

 砂防堰堤は「牛伏川堰堤」で、松本市の牛伏川上流に位置する4カ所の砂防ダム。明治時代に石を積み上げて作られた。県松本建設事務所によると、石を積み上げた技術力や、現在まで砂防施設として機能している点などが貴重だという。

 松本市の旧小沢家住宅は母屋や離れなど計4棟。上田市とを結ぶ街道の宿場町「保福寺宿」にある。江戸時代、松本藩の参勤交代の経路上にあり、藩主が休憩する本陣として使われた。明治時代に火災で焼失したが大正時代に再建された。間口が20メートル、奥行きは18メートルあり、一部3階建ての2階建ての母屋など、本陣として使われた格式の高さがうかがえる。現在は改修されて宿泊施設「Satoyama villa 本陣」…

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