連載

支局長からの手紙

毎日新聞デジタルの「支局長からの手紙」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。

連載一覧

支局長からの手紙

伝説の野外フェス /岐阜

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
フォークジャンボリー記念館で思い出を語る山内總太郎さん=中津川市で2021年7月8日、浜名晋一撮影
フォークジャンボリー記念館で思い出を語る山内總太郎さん=中津川市で2021年7月8日、浜名晋一撮影

 1969~71年、旧坂下町(現中津川市)の椛(はな)の湖畔で毎年1回、催された「全日本フォークジャンボリー」をご存じでしょうか。フォークソングファンならずとも、日本の本格的野外フェスの原型となり、今や伝説ともなったその名を一度は耳にしたことがある人は多いはずです。岡林信康や高石ともや、五つの赤い風船など、当時を代表するアーティストたちが、湖畔に集まった数千人のファンの前で昼夜にわたり熱いステージを繰り広げたフォークジャンボリー。現地に記念館があると知って、フォークファンを自認する私もさっそく出かけました。そして、実行委員として関わった山内總太郎さん(74)に当時の思い出を振り返ってもらいました。

 山内さんによると、フォークジャンボリーは「星空を見ながら音楽を楽しみたい」という中津川勤労者音楽協議会(労音)のメンバーのアイデアでスタート。労音に知人がいた山内さんはその手伝いをすることになります。会場として当初、中津川市の根の上高原を考えていたそうですが、頓挫。新たな場所を探していたところ、坂下町長が協力を申し出、実現の運びになったそうです。何しろ60年代は学生運動の最盛期。ステージの内容以…

この記事は有料記事です。

残り887文字(全文1389文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集