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地域の挑戦 稚魚・貝類育む藻場再生へ奮闘

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長崎県・藻場再生への挑戦
長崎県・藻場再生への挑戦

 <くらしナビ 環境>

 海に生息する生き物にとって、藻場は稚魚や貝類を育むゆりかごだ。しかし近年、地球温暖化に伴う海水温の上昇で、藻場は大きな危機に直面している。過去25年間で長崎県では4割が消失。再生させたり減少を食い止めたりする手立てを探る取り組みが続いている。

 ●25年で4割減少、漁獲影響

 東シナ海と日本海をつなぐ対馬海峡は、食卓でなじみ深いアジやサバなど多くの魚類の産卵場として知られる。比較的浅くて海藻などの生育に適しており、対馬海流が豊富な栄養を運ぶため恵まれた漁場でもある。

 だが温暖化に伴い、この海域の水温が上昇して悪影響が表れている。長期データがある男女群島(だんじょぐんとう)・女島(めしま)(長崎県五島市)周辺の海面水温は1950年代からの約60年間で1・37度上昇。東シナ海では夏に30度を超えることもある。

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