ペルー大統領選敗北 ケイコ氏疑惑に検察のメス フジモリ家厳しく

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南米ペルーの大統領選で敗れた野党党首のケイコ・フジモリ氏=首都リマで2021年6月28日、AP
南米ペルーの大統領選で敗れた野党党首のケイコ・フジモリ氏=首都リマで2021年6月28日、AP

 南米ペルーの大統領選決選投票で19日、野党党首のケイコ・フジモリ氏(46)=日系3世=の敗北が確定したことを受け、選挙中は中断していたケイコ氏の汚職疑惑に対する追及が再開される。ケイコ氏は、今回の選挙戦でも不正に関与した疑いが浮上しており、3回にわたる大統領選を巡るカネの流れにメスが入る見通しだ。父アルベルト・フジモリ元大統領(82)も汚職罪などで収監されているフジモリ家。その行く末はどうなるのか。

 「違法資金を得るための組織的な犯罪活動が今年の選挙戦でも止まらなかった」。検察は5日、こう指摘し、マネーロンダリング(資金洗浄)容疑などでケイコ氏への捜査を開始した。検察はケイコ氏陣営が違法資金で選挙運動を展開した疑いがあるとみている。

 また地元メディアは、服役中のフジモリ氏の元側近が、票の集計などを統括する全国選挙審議会の買収工作に関与したと報道した。委員の一部を味方につけ、開票結果を覆そうとしたという。検察はケイコ氏が買収工作に直接関与したとみる。ケイコ氏はいずれの疑惑も否定している。

 ケイコ氏は2016年以降、11年と16年の大統領選で不正資金を受け取った資金洗…

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