完全な形の木製鋤出土 西塚古墳周濠跡から 儀式で使用か? 24日に説明会 若狭 /福井

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鋤などの木製品が出土した西塚古墳の周濠跡(手前)と墳丘=福井県若狭町脇袋で、大島秀利撮影
鋤などの木製品が出土した西塚古墳の周濠跡(手前)と墳丘=福井県若狭町脇袋で、大島秀利撮影

 若狭町歴史文化課は20日、同町脇袋の国史跡・西塚古墳の周濠(しゅうごう)跡から完全な形の鋤(すき)など木製品5点が出土したと発表した。儀礼などのために意図的に置かれたと考えられ、当時の古墳と人々の考え方を知る糸口になると期待されるという。現地説明会は24日午前10時からと午後1時からの計2回行われる。【大島秀利】

 西塚古墳は、5世紀後半(古墳時代中期)の前方後円墳。北は朝鮮半島と海でつながる小浜湾があり、南は近江を経て大和に至るなど交通の要所に位置する。1916年に工事のため土砂が取られ、原形をとどめないが、県の調査などから全長は74メートル、前方部の幅は47メートルと推定される。石室からは、渡来したとみられる金製耳飾りや鏡など多彩な副葬品が発見されている。

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