匠の技で「祠」新調 腐食考慮、枠組みなどステンレス製に 高山・飛驒一宮水無神社 /岐阜

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
ステンレス製の祠の仮組を終え、点検する渡瀬克彦さん=岐阜県高山市一之宮町の内藤工業で2021年6月14日、大竹禎之撮影
ステンレス製の祠の仮組を終え、点検する渡瀬克彦さん=岐阜県高山市一之宮町の内藤工業で2021年6月14日、大竹禎之撮影

宮司ら16人

 高山市一之宮町の飛驒一宮水無神社・位山(標高1529メートル)の奥宮で18日、宮司や氏子総代ら16人が、匠(たくみ)の技を出し合って新調した祠(ほこら)を運び上げ、設置した。祠は1年ぶりに「天の岩戸」と呼ばれる巨石の前に戻ってきた。【大竹禎之】

 位山が神社の御神体の山とされ、山頂付近の巨石が神社の奥宮として崇敬をあつめている。巨石前には2004年に木製の祠が設置されていたが、風雪による傷みが激しく、昨夏、氏子総代が撤去していた。

 位山は雪深く、霧の発生頻度が多く湿度が高い。このために木製の祠は腐食しやすい。神社は当初、祠を再設置しない方針を示していたが、撤去に立ち会った氏子副総代長を務める渡瀬克彦さん(67)が新調を訴え、他の氏子総代も賛同した。

この記事は有料記事です。

残り473文字(全文807文字)

あわせて読みたい

注目の特集