平常心！あきらめずに！　頑張ってバドミントン男子・桃田選手、全児童で応援動画　母校・吉津小　／香川

　東京オリンピックに出場するバドミントン男子の桃田賢斗選手（26）＝NTT東日本＝を応援しようと、母校の吉津小学校（三豊市三野町）で20日、全校児童が参加して応援動画を撮影した。

　桃田選手は、吉津小2年の時からバドミントンを始め、福島県内の中学、高校で技術を磨いた。シングルスで日本勢初の金メダルの期待がかかっている。9日には「周囲への感謝の気持ちを忘れずに五輪に臨みます」と決意を表した動画を吉津小に寄せており、同校は20日の終業式後、お返しにエールを送る動画を撮影した。

　体育館に137人の児童が集まり、「吉津の英雄」「桃田選手最強」などと学年ごとにメッセージを記した画用紙などを掲げた。「桃田選手、いつものように」と6年生が声を出すと、下級生は「平常心！」「あきらめず！」といった言葉を掛けた。動画は約3分のDVDにまとめ、桃田選手に届けるという。