MGMが大阪のIRに1兆円投資の提案 吉村知事「誘致の第一歩」

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大阪府の吉村洋文知事=石川将来撮影 拡大
大阪府の吉村洋文知事=石川将来撮影

 大阪府と大阪市が誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)について、吉村洋文知事は21日、米国のMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスのグループから約1兆円規模の投資を計画する事業提案を受けたと明らかにした。2020年代後半の開業を目指す。府市は9月ごろに同グループを正式な事業者に決定する予定。

 吉村知事は記者会見で「世界最高水準のIRにする提案になっている。コロナ後に多くの人が大阪を楽しめるIRを誘致する第一歩になった」と述べた。

 MGMは新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い経営が悪化し、20年12月期決算の最終(当期)損益は約1100億円の赤字だった。ただ、関係者によると、コロナ前の旺盛なインバウンド需要を踏まえると大阪は魅力があるとして、府市が想定していた投資額9300億円を上回る規模になったという。カジノに加え、2万平方メートル以上の展示場や6000人収容の会議場などが計画されている。

 事業者決定後に府議会と市議会の議決を経て、22年4月ごろに国に計画を申請する。国はIR整備を国内で最大3カ所としており、和歌山県や長崎県なども誘致を進めている。【鶴見泰寿、宮崎泰宏】

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