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埼玉、千葉、神奈川がステージ4水準に 厚労省アドバイザリーボード

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新型コロナウイルスの感染対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」の会合に臨む専門家ら=東京都千代田区で2021年7月21日午後3時5分、矢澤秀範撮影 拡大
新型コロナウイルスの感染対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」の会合に臨む専門家ら=東京都千代田区で2021年7月21日午後3時5分、矢澤秀範撮影

 厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織「アドバイザリーボード(AB)」が21日に開かれ、東京都の感染状況について「急速な感染拡大が続いている」と懸念を示した。埼玉、千葉、神奈川の3県でも20~30代で感染が拡大。直近1週間の新規感染者数は、東京で人口10万人当たり59人、神奈川で同33人、埼玉と千葉で同27人で、緊急事態宣言発令の目安で、感染爆発を示す「ステージ4」(25人以上)の水準だ。

 東京では入院者数が増加傾向にあり、ABでは入院調整の遅れを懸念。宣言の効果が十分得られなかった場合、入院者数は8月の中旬に3000人を超え、重症者も下旬には300人になるという西浦博京都大教授の試算も公表された。都心のある保健所管内では感染者が近くの病院に入れず、入院先は遠い多摩地区の病院になったという。担当者は「都からは『熱が続いているだけで入院は難しい』と言われた。自宅療養中に症状が出て夜間に救急搬送されるケースも出ている」と話す。

 ABで示された厚労省の調査によると、ワクチン接種を受けた65歳以上の高齢者の感染は未接種者の10分の1以下。ただ、インドで確認された感染力の強い変異株「デルタ株」の割合は1都3県で約60%に高まっている。都内の臨床医は「人工呼吸器が必要な予備軍は都内で200人以上いて、深刻な状況だ」と危機感を示す。【神足俊輔、阿部亮介】

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