特集

第103回全国高校野球選手権

第103回全国高校野球選手権大会(8月9日~25日)の特集サイトです。

特集一覧

不戦敗から一転出場の米子松蔭初戦サヨナラ勝ち 高校野球鳥取大会

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
試合開始前、グラウンドに駆け出す米子松蔭ナイン=鳥取県米子市のどらやきドラマチックパーク米子市民球場で2021年7月21日午前10時31分、野原寛史撮影 拡大
試合開始前、グラウンドに駆け出す米子松蔭ナイン=鳥取県米子市のどらやきドラマチックパーク米子市民球場で2021年7月21日午前10時31分、野原寛史撮影

 全国高校野球選手権鳥取大会で、学校関係者の新型コロナウイルス感染で一度は出場を辞退し、救済策で一転出場が認められた米子松蔭高校の初戦が21日、鳥取県米子市のどらやきドラマチックパーク米子市民球場であった。境高校と対戦した米子松蔭は九回に一挙3点を挙げ、逆転サヨナラ勝ちで準々決勝に進んだ。

 米子松蔭は甲子園に春夏計4回出場の強豪校。2021年は春季県大会で優勝し、今大会も優勝候補の一角として第1シードで臨んでいた。ところが、17日の初戦を目前にした16日深夜に学校関係者の感染が判明した。17日早朝に学校が独自に実施した抗原検査では部員全員が陰性だったが、午前8時10分のオーダー交換の時点で保健所が開いておらず、公的機関の疫学調査で安全を証明することができなかった。試合延期も認められず出場辞退となり、初戦は不戦敗となった。

試合開始前、整列する米子松蔭ナイン=鳥取県米子市のどらやきドラマチックパーク米子市民球場で2021年7月21日午前10時31分、野原寛史撮影 拡大
試合開始前、整列する米子松蔭ナイン=鳥取県米子市のどらやきドラマチックパーク米子市民球場で2021年7月21日午前10時31分、野原寛史撮影

 しかしその後、部員に濃厚接触者がいなかったことが判明し、学校は大会復帰を求めて嘆願書を提出した。西村虎之助主将(3年)も18日にツイッターで「試合もできずに、このまま終わってしまうのは、あまりにも辛(つら)いです」と投稿した。

 日本高野連や主催者の朝日新聞社から県高野連に対応の変更を求める連絡が19日にあったことに加え、学校で感染拡大がなく21日に授業が再開されることも決まったため、不戦敗を取り消して異例の大会復帰が決まった。米子松蔭は野球部員に改めてPCR検査を実施し、全員の陰性を確認した。

 米子松蔭では20日にも別の学校関係者1人の感染が判明したが、生徒への接触はなかったと発表している。【野原寛史】

次に読みたい

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集