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ルーツ・日本代表

なでしこ岩渕真奈 「女に負けるな」を黙らせた圧巻の幼少期

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出場した大会で3位となったものの、悔しそうな表情を浮かべる関前サッカークラブ時代の岩渕真奈(左端)=小島洋邦さん提供
出場した大会で3位となったものの、悔しそうな表情を浮かべる関前サッカークラブ時代の岩渕真奈(左端)=小島洋邦さん提供

 東京オリンピックのサッカー女子日本代表(なでしこジャパン)で「10番」を背負うFW岩渕真奈(28)=アーセナル=のルーツは、専用グラウンドを持たない草の根の少年団にある。対戦相手の「女に負けるな」との声を黙らせるほど、圧倒的なプレーでチームを引っ張っていた。

 「真奈は運動能力も素晴らしかったけれど、本当に負けず嫌いだったね。そしてサッカーが好きだった」。東京都武蔵野市で活動する関前(せきまえ)サッカークラブの小島洋邦監督(66)は、そう回顧する。地元の小学校のグラウンドなどを間借りし、指導者はボランティア。競技経験のない父母も練習を手伝うチームに、岩渕は2学年上の兄良太(現J3藤枝)の背中を追い、小学校入学前から顔を出してはボールを追いかけていた。両親はサッカーをすることに「女の子だから」と反対したが、岩渕は既に始めていたバレエとピアノも続けることを条件に説得し、小学2年生の時に入ったという。1985年創設の同クラブで女子の加入は初めてだった。

 1対1の練習をすれば自分が勝つまで「もう一回」と申し入れ、相手が音を上げるほど…

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