神戸、イニエスタ、古橋欠けても総合力と覚悟で連続得点

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ヴィッセル神戸

○神戸2-1ガ大阪●(21日・パナスタ)

 エースが抜けた穴は俺たちが埋める。神戸の選手たちはその覚悟を連続得点で示した。

 敵地で1点を先制されたが、その強い意志はぶれない。すぐにガ大阪サポーターにため息をつかせた。

 前半27分にCKをFWドウグラスが頭で押し込み、集中力はさらに研ぎ澄まされた。その4分後、DF酒井が右サイド深くへドリブルで進入してクロスを上げると、FW田中は相手GKの動きを読み、狙い澄ましたヘディングシュートを放った。ふわりとした軌道を描いたボールはゆっくりとゴール右へ吸い込まれた。

 前節限りで、チームの総得点の半分近くをマークしていたFW古橋がラストマッチを迎えた。絶対的なエースはスコットランド強豪のセルティックへの移籍を決断。チームは今季J1で3位と好調を維持するだけに、リーグトップの15得点の点取り屋を失ったのは大きな戦力ダウンになる。しかし、MF郷家は「(移籍は)急なことでまだ実感がわかないが、いなくなったのがわからないくらい、やらないといけないという危機感がある」と決意を語っていた。

 この日の2得点目を挙げたのは、古橋に代わって出場した34歳のベテラン田中。今季、2試合目の先発で初ゴールを奪った。故障で欠場した司令塔のMFイニエスタ、エースの古橋の中軸を欠いても、総合力で補うだけの力を蓄えつつある。【長宗拓弥】

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