進撃の巨人と栃木の酒蔵コラボ 日本酒4種をフランスへ初出荷

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フランスへ出荷された「大那 ビヨンド・ザ・ウォール」の4種類=栃木県大田原市片府田の「菊の里酒造」で2021年7月19日、湯浅聖一撮影 拡大
フランスへ出荷された「大那 ビヨンド・ザ・ウォール」の4種類=栃木県大田原市片府田の「菊の里酒造」で2021年7月19日、湯浅聖一撮影

 日本酒「大那」を醸造する栃木県大田原市の「菊の里酒造」は19日、アニメ「進撃の巨人」とコラボした「大那 ビヨンド・ザ・ウォール」をフランスへ向けて初出荷した。同作品は世界的に人気があり、フランスの販売代理店から輸出の要望が寄せられていた。阿久津信社長は「欧州では日本酒の敷居が高いが、アニメの力を借りておいしさを知ってもらえれば」と期待した。

 出荷したのは、ピュアな味わいの「エレン」(使用酒米・五百万石)▽メロンのような風味が特徴の「ミカサ」(同・夢ささら)▽力強く深みのある「リヴァイ」(同・山田錦)▽低アルコールの「無垢(むく)の巨人」(同)――の4種類で、各660本(720ミリリットル瓶)の計2640本。従業員らが蔵からフォークリフトでトラックに積み込んだ。商品は神戸港から船便で輸出され、フランス到着後は欧州全土で販売される予定。

 菊の里酒造では昨年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で売り上げが激減したが、11月にコラボ商品を売り出してからは販売が回復したという。阿久津社長は「アニメで蔵が救われた。今回の企画によって、日本酒とアニメのファンが交流できるきっかけになることを願っている」と話した。【湯浅聖一】

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