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ソフトボール 1次リーグ 日本8-1豪州 帰ってきた日本 豪にコールド勝ち 上野、二回以降は勘戻る

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【日本-豪州】力投する上野=徳野仁子撮影
【日本-豪州】力投する上野=徳野仁子撮影

 多くの修羅場をくぐってきた「レジェンド」でさえ、「試合前はわくわく感しかなかった」という。13年ぶりに迎えた五輪の一戦。「やっとこの舞台に戻って来られた」。日本のエース・上野由岐子(ビックカメラ高崎)は万感の思いを胸にグラウンドに立った。

 ソフトボール界の「五輪復帰戦」。しかも「復興五輪」の象徴である福島の地で、全競技の先陣を切って臨む一戦を宇津木麗華監督は上野に託した。「自分の中では上野でスタートさせる。経験が一番あるので」。右腕はその思いに応えた。

 一回に慎重になりすぎて1点を失ったが、「しっかり打者を見て、感じるままに、勝負できるところで勝負する投球に戻せた」という二回以降はほぼ完璧だった。7奪三振で被安打2、1失点。球速は110キロ台前半と抑え気味ながら、右打者の内角に食い込むシュートや鋭く沈むドロップをコースに集めた。2008年8月21日の北京五輪の決勝以来4717日ぶりに五輪で投げる愛弟子の姿に、宇津木監督は「感無量」と感慨に浸った…

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