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近くて遠い五輪 無観客、3都市で始まる

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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ほとんどの会場で無観客となった東京オリンピック。開会式に先立つ21日、ソフトボールとサッカー女子の試合が始まった。観客のいない会場ではにぎわいがなく、有観客でサッカーの試合があった宮城会場も訪れたのはチケット販売数の半数程度。五輪の競技初日は静かに幕を開けた。

 「一流のプレーを見ようと楽しみにしていた子が大勢いた。見せてあげたかった」。3月に東京五輪の聖火ランナーを務めた福島県広野町のNPO法人理事長、西本由美子さん(68)は福島市の県営あづま球場で始まったソフトボールが無観客開催になったことを残念がる。2016年に地元の高校生と聖火リレーの被災地開催を安倍晋三首相(当時)に要望した西本さん。無観客という暗いニュースを吹き飛ばそうと、当時のメンバーら約20人と開会式のある23日にトーチを手にJヴィレッジ(同県楢葉町、広野町)の周りを走ることにした。「原点は復興五輪だったはず。こんなことで負けていられない。前を向いている子たちが福島にいる姿を世界に伝えたい」と力を込める。

 一方、福島市のJR福島駅前は県警が警備を強め、マスク姿の人たちが静かに歩いていた。生後間もない娘を抱いた同市の会社員、高橋知花さん(32)は「自宅は球場に近いが静かだった。試合をしていることを知らない知人もいて驚いた」と話していた。

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