マヌルネコ、快適になったよ 新施設、22日公開 栃木・那須

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完成した新展示施設で動き回るマヌルネコ=栃木県那須町大島の那須どうぶつ王国で、湯浅聖一撮影 拡大
完成した新展示施設で動き回るマヌルネコ=栃木県那須町大島の那須どうぶつ王国で、湯浅聖一撮影

 那須どうぶつ王国(栃木県那須町)で20日、世界最古の猫とされる「マヌルネコ」の新展示施設が完成し、報道機関に公開された。クラウドファンディング(CF)で集めた資金を一部活用。岩場や砂地の設置など、マヌルネコの生息環境を再現し、広さも今までの約3倍に拡張した。22日から一般公開される。

 施設は展示スペースと獣舎で構成。展示スペースの面積は約65平方メートルで、金網が張られた天井までの高さは約3・5メートルある。広々とした空間に針葉樹を植樹したほか、トライアングル状に組んだ擬木や滝、池を配置するなど、マヌルネコが快適に動き回って運動できるよう工夫した。

 マヌルネコはシベリア南部から中央アジアの砂漠地帯や高地に生息するヤマネコで、将来絶滅の危険性が高い野生動物。同園では雄雌の2匹を飼育している。施設の総工費は約800万円。うち500万円をCFから充てた。

 見学に訪れていた福島県いわき市の主婦、矢沢恵理子さん(34)は「マヌルネコとの距離が近くて見やすいし、身近に感じられた」と好評だった。佐藤哲也園長は「CFで支援してくれた人に感謝したい。自然界にいるマヌルネコに近い行動や躍動感を見てほしい」と話した。【湯浅聖一】

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