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熱海土石流

静岡県熱海市伊豆山地区で2021年7月3日、大規模な土石流が発生しました。26人が犠牲、1人が行方不明に。

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「前向くきっかけに」被災の製麺所、資金募り再建へ 熱海土石流

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コマツ屋製麺所の麺を使っていた地元で人気の「雨風本舗」のラーメン=2021年7月19日午後4時、野呂賢治撮影
コマツ屋製麺所の麺を使っていた地元で人気の「雨風本舗」のラーメン=2021年7月19日午後4時、野呂賢治撮影

 静岡県熱海市伊豆山(いずさん)地区で3日午前に発生した土石流で工場が被害を受けたコマツ屋製麺所がクラウドファンディング(CF)で費用を募り始め、再建へ向けて動き出した。製麺所は家族経営で小さいが、創業から80年を超える老舗。学校給食のほか、市内外の有名ラーメン店などの麺をつくってきた。社長の中島秀人さん(52)は「絶対にこのまま土石流に負けたくない。復興していくところを見てもらい、地域が前を向くそのきっかけになれば」と話す。【野呂賢治】

 コマツ屋製麺所は、上流から押し寄せた土石流が建物2階部分の工場の入り口などに流れ込み、壁、製麺機などが壊れて、配達するための車も流された。幸いにも3、4階の住居部分に被害はなく、家族4人にけがはなかった。だが、21日時点で自宅兼工場は立ち入り規制区域内にあるため、避難生活を続けている。現在、コマツ屋製麺所と取引のあったラーメン屋などへは、中島さんが修業を積んだ東京都内の製麺店から麺を直送する。

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